横川サービスエリア キハ57形気動車モックアップ
場所
NEXCO東日本 上信越自動車道 横川サービスエリア(上り)
訪問日
2012年10月6日(土)
入場券類
高速道路通行料

 JR信越本線・横川駅の駅弁と言えば、おぎのやの「峠の釜めし」が有名だ。しかし、現在では駅売りよりドライブインでの販売が主力のようだ。おぎのや自体もドライブインを経営している。そして、上信越自動車道・上り線の横川サービスエリアも、おぎのやが運営している。そこには、横川駅をイメージしたコーナーがあるというので、わざわざ高速道路を利用して行ってきた。

横川サービスエリア(上り)  横川サービスエリア(上り)の建物。看板に「おぎのや」と書かれている。


キハ57形気動車モックアップ  そして、中に入ると・・・いきなりキハ57形気動車が鎮座している。下回りはなく車体だけが床置きされた状態だ。ただし、これは本物のキハ57形気動車ではない。先頭部(運転室)はJR九州から譲り受けたキハ58形気動車。客室部分は新たに作ったモックアップだ。
 運転室(乗務員ドア)の後ろに乗客用の乗降ドアがない。客席の窓が低いなど、おかしな所がたくさんある。鉄道に詳しくない人には気にならないことだろうけど。


キハ57形気動車モックアップ  横から見ると横川駅に停車しているキハ57形気動車に見えなくもない。なお、キハ57形気動車はキハ58形気動車をベースに横軽通過対応にした車両だ。昭和30年代の横川駅をイメージしたそうなので、169系電車や189系電車ではなくキハ57形気動車が設置されている。


キハ57形気動車モックアップ車内  車内はボックスシートが設置されて急行形気動車の雰囲気になっているが・・・やはり、本物とは違う。天井が平らで、蛍光灯の灯具やエアコンが鉄道車両用ではなくビル用になっている。座席にテーブルが設置されているのは、食事スペースとして解放されているからだ。


キハ57形気動車モックアップ  車体の長さは本物の1/3ぐらいしかない。後部には出入り口があるが、ホーム(?)と一体化したスロープになっていて鉄道車両らしさゼロ。


 先頭部だけ本物で客室がモックアップなのは、大きくて建物への搬入が出来なかったためだろうか?

出口

アルフの部屋Copyright (C) 1996-2017 Yoshinori Adachi